高校生以上の方(おおよそ15歳以上)のひきこもっていらっしゃる方やご高齢の方の心の問題や認知性疾患のため通院が困難な方を対象に、往診による診療を行っております。訪問診療では、通院が困難な方に医師が定期的にご自宅・施設などに伺い診療を行います。
訪問診療はおおむね月に1回から2回ほど訪問し診療いたします。必要に応じて地域の訪問看護ステーションと連携し治療を行います。精神科の通院歴がある方は紹介状を、ケアマネジャーなどの支援担当者がいらっしゃる場合はそちらからの情報提供のご準備をお願いします。
訪問診療
ご案内
対応疾患
- 統合失調症
- 気分障害(うつ病・双極性感情障害)
- 認知症
- 不安障害(パニック障害・社交不安障害・強迫性障害など)
- 発達障害
- 知的障害
- 依存症(アルコール、薬物)など
対象となる方
- 落ち込みや不安で外出ができなくて困っている方
- 足腰が不自由で通院が困難な方
- 認知症で1人で通院ができず家族の付き添いが難しい方
- 通院拒否や継続した通院ができない方
- 症状不安定で定期的な見守りが必要な方
訪問診療の特徴
当クリニックの訪問診療は次の特徴があります。
- 社保、国保、老保、介保の各種保険の他、生活保護等に対応
- 訪問にかかる交通費は無料
- 医師の他、精神保健福祉士(ソーシャルワーカー)等の医療スタッフが診察に同行
- 調剤薬局薬剤師への服薬指導依頼も可(要望により)
- 血液検査等の各種検査を実施
訪問診療で可能な医療サービス
訪問診療で可能な医療サービスには次のようなものがございます。
- 各種血液検査
- 心電図検査
- 内服薬、外用剤の処方
- インフルエンザワクチンの注射処置
- 各種制度を申請される際に必要となる診断書の作成
- その他、精神的、心療内科的な対応
訪問診療までの流れ
1. お問い合わせ
訪問診療を希望されるご本人さま、ご家族の方などお気軽にお電話でお問い合わせください。
訪問診療に関するご相談、訪問診療に興味があるというお問い合わせもお待ちしています。
- 診察日の午前9時から訪問診療に関するお問い合わせを受け付けております
- 訪問診療を受けられる方の関係者、支援者、かかりつけの病院からのご相談も受け付けています
2. 事前にご用意いただくもの
当院にお越しくださるお日にちまでに次の物をご準備ください。
- 健康保険証、資格確認書、健康保険証として登録済みのマイナンバーカードのいずれか一点 (コピー不可)
- お薬手帳または現在服薬中のお薬
- これまでの病状や病歴がわかるもの (診療情報提供書など)
- 限度額認定証
- 精神 身体・愛の手帳
- 介護保険証
3. 相談 (インテーク)・契約
医師、精神保健福祉士、医療スタッフが当院にて直接お話を伺います。このため、関係者、支援者、かかりつけの病院の方、そしてご家族の方には、必ずクリニックまでご来院いただく必要がございますのであらかじめご了承ください(自費による相談料がかかります)。
これまでの経過をお伺いするとともに、在宅診療のシステム、訪問の計画、診療費用についてご説明、ご相談を行っております。ご相談いただきました内容を踏まえまして訪問診療が適当と判断し、かつ、ご説明いたしました内容に納得いただけましたら訪問診療のご契約を行わせていただきます。
対象の方
- 認知症で通院が困難な方
- 寝たきりで外出できない方
- 通院の付き添いがないと困難な方
- 自宅や施設で療養したい方
心のご相談
- うつ症状で外出できない方 (産後なども含む)
- 電車にのって外出ができない方 (パニック障害など不安障害)
- 鍵を閉めたかの確認で外出できない方 (強迫性障害など)
- 統合失調症などで外出できない方
- 引きこもりで外出できない
4. 訪問診療
スケジュール調整後に、施設(特別養護老人ホーム、サ高住など)または、ご自宅へお伺いいたします。患者さまご 家族のご希望とお体の状態を考慮した上で初診日を決定し、定期的な訪問診療を開始いたします。診療開始後も、病状や環境の変化にあわせて柔軟に対応させていただきますので、ご不安なことがあれば何でもご相談ください。
訪問エリア
